カードクターKの小部屋

現役整備士による、かかりつけ病院です

車検の真実。本当はもっと安く出来る

車検って安く出来るの?

結論から言えば、できます。

今日の出来事ですが、

うちの店では、事前に車検見積もりを取ります。

そのお客様は、ディーラーでも見積もりしてきたようで、

最後に「ディーラーと値段が違うけど、内容はどう違うの?」と聞かれました。

実際にディーラーの見積もりを見せて貰うと、下回りのサビ止め塗装や、ベルト交

換、バッテリー交換とかなり多くの整備が含まれていました。ちなみにうちの店では

半分の内容で、金額も半分くらいでした。

 

 なぜこんなに違うのか

実は、ディーラーやカー用品店などの車検で、追加整備と呼ばれる整備は、極端に

言えば必要ありません。

そういう所で働いている、自分が言うのもおかしいですが、実際のところ、追加整備

は店の売り上げの為に、多くとっているところもあります。

追加整備の内容は、点検をした時に、汚れていたり、いままで交換していないような

部分を『メンテナンス』する為に交換をお勧めする、というのが目的です。

だから、追加整備しなくても車検は通ります。ですが、追加整備の中でも、『保安基

準』に引っかかる部分は、交換しなければ車検は通りません。その保安基準が以下の

とおりです。(抜粋)

①タイヤの溝は1.6mm以上

②ブレーキパッドの残量は1mm以上

③ブレーキシューの残量は1mm以上

他にもありますが、最低限このくらいです。

お店の人にここは絶対交換しなければ車検に通らない、と言われたところ以外は、今

すぐ交換しなくても、車検は通ります。

それを判断するのはお店の人なので、見積もりの際や、追加整備を勧められた際は、

『その部分は交換しなくても車検は通りますか。』

と聞いてみるといいと思います。

 

最後に

メンテナンスの観点から勧められた整備は、車検時にやらなくても、後から必ずやっ

てください。例えば、オイル交換。しばらく交換しなければ、オイルが減って、最悪

エンジンが焼き付いてしまうかも知れません。

車検は2年毎に行う、車の健康診断だと思って下さい。安く済ませる為にメンテナン

スを後でするか、車検のタイミングで、しっかりメンテナンスして、長い乗れるよう

にするかはあなた次第です。